在学生座談会
さまざまな年齢・経歴の人が集まる環境。
学年の垣根を超えた交流が魅力!!
本校の学生のリアルな声をお届けしようと1年生、2年生、3年生、総勢7名に集まってもらいました!この座談会を通して、本校の充実した授業や実習、理想の看護師への想いなど、これから一緒に学ぶ先輩の熱い気持ちと親しみやすい雰囲気を感じていただければと思っています。
●工藤 私と中村さんは、高校を出てすぐに本校に入学しましたが、清水さんは大学を出て社会人も経験しているのですよね?
●清水 そうです。サッカーばかりしていて、いざ就活となったら何がしたいのかわからなくて。
●中村 社会人時代は何を?
●清水 介護の仕事をしていました。そこで看護師さんにお会いする機会があり、意義のある仕事だと感じたことがきっかけです。
●工藤 本校は、いろいろな年齢の学生がいるところがいいですね。
●中村 年齢や経歴がいろいろでも、みんな仲がいい!
●中村 経歴ではなく、人柄で仲良くなっていますよね。先日の千葉県下体育大会に参加して、ますます仲良くなれた気がします。
●工藤 みんなでバレーやバスケ、玉入れなど、いろいろチャレンジしました。
●堀川 男子は必ず何か出し物をしないといけない雰囲気ですよね?
●清水 私はダンスに挑戦して、だいぶ練習しました!練習から盛り上がり一致団結できたので満足感があります。
●堀川 9月の椿森祭(学校祭)も、学生が中心となって企画から決めて、地域の方々とも交流できて楽しかったですよね。
●田島 学年を超えてタテでまとまるイベントは、先輩と話すいい機会でもありますよね。
●堀川 私は、一般の方の血圧を測る企画を担当したのですが、とても緊張しました。
●富張 年間のいろいろな行事を通して、学内の交流はもちろん、地域の方との交流も深まりますね。
●清水 放課後のサークルも、先輩とのいい交流の場です。特に男子同士。
●中村 体育館でバスケ、バレー、バドミントンで汗をかくのは気持ちいいよね。みんな熱くなってるし。
●工藤 音楽サークルもありますよね。
●中村 見ていると和気あいあいで楽しそうだし、私もやろうかな。“優勝するぞ!”とかそういう感じではないから、気軽に参加できそう。
●富張 「看護の日週間」も大事なイベント。「看護の日」には、学年をこえて学生みんなが自分の看護観について考え、発表します。それから、ワクチン寄付のためのボトルキャップの回収をしたり、この週間を地域の方々に知ってもらうための広報活動もしましたね。
●中村 5月のナイチンゲールの誕生日の週に行われるんですよね。
●中村 1年生は、漠然と考えている自分なりの看護師像について、たぶん初めてきちんと向き合う日だし、2年生は1年次の勉強を振り返りながら、どういう看護師になりたいかを改めて考える日だよね。
●富張 私たち3年生は、リアルにこういう看護師にならなければと思える日だし、1年生の初々しい話を聞いて新鮮な気持ちにもなる日でもあるね。
●工藤 先輩の言葉はとても参考にもなり、ますます頑張ろう!と素直に思えました。
●清水 私は、先輩方がみな明るく楽しそうだったことが印象に残っています。
●中村 1年生同士でも、「ああこういう理由で看護師になりたかったのか」とか思って。先輩の話は、具体的な病名とか出てきてリアルでした。
●田島 1年生のころはっきりしていなかったことが、実習や勉強を通して確実にはっきりしてきます。
●堀川 1年生にアドバイスしたり、3年生からアドバイスをもらったり、改めて頑張ろうと思える1日ですね。
●中村 3年になると視野が広がって、理想ばかりだったことがリアルになってきます。
●富張 私の看護観は1年生のころからあまり変わっていないのだけど、いろいろな経験や出会いを通して深まっていくという感じです。
●中村 2年次から始まる実習はどうでした?
●堀川 当たり前ですけど、やはり勉強の中で想像していたこととはまったく違う世界でした。
●田島 いろいろなことを調べていくら準備しても、そこにいる患者さんの状態にはすぐには役に立たないことが多かったです。もちろん、勉強した方がいいのですけど、自分の知識はまだまだ浅いということに気づかされました。
●堀川 実習室で複合技術演習など実践型の授業も体験しているし、あの授業はとても重要ですが、でも現場はまるで違う世界でした。“看護”の奥深さを知ることができました。
●田島 私は、患者さんから学ばせてもらうことが多かったと感じています。患者さんとの会話の中に、たくさんのヒントがあるんです。
●堀川 最初はものすごく緊張していたけど、楽しいこともたくさんありました。あっという間でしたが、患者さんの状況を適切にアセスメントして、患者さんの思いに耳を傾けながら看護する意味と自分の未熟さも改めてわかりました。
●中村 特色の違う4つの機構病院があるというのも本校の実習の特長だよね。
●堀川 ローテーションでいろいろな病院に行くことができるのも魅力的だと思います。
●中村 1年次の複合技術演習も本校の面白い授業のひとつですよね。
●工藤 看護師役・患者さん役に分かれて、病院実習と同じようなシチュエーションで行う授業ですよね。勉強してきた知識と技術をフル活用しても、思うように身体は動いてくれないことを体感できる授業です。
●中村 なかなか難しいですよね。
●清水 授業が始まるまで、どういうシチュエーションなのか知らされていなくて、患者さんを目の前にして何もできない自分がいました。
●堀川 とても頭を使う授業。別の学校に通う知り合いに話したら実践的だねって羨ましがっていました。
●富張 自分の持っている知識を統合しないといけないことを実感する演習。持っている知識は使わないと意味がないし、その知識が少ないことにも気づかされる授業ですね。
●中村 私たち3年生は今、国家試験を目前にしているのだけど、授業のなかに「国家試験対策」という時間が設定されています。過去の問題を解きながら、先生が親身にサポートしてくれます。複合技術演習は、どうすれば実践的なものが授業のなかで身につけるかということを考えている授業。本校は、学生の夢=看護師になるということに本当に親身な学校だと思います。
清水 瑞翔
患者さんが自然と笑顔になるための看護をできる看護師になりたいです。そのためには学校で学んだことを基礎にして、実習で様々なことを経験し、勉強していきたいと思っています。
中村 彩理
私は入学して2日目に緊張して倒れてしまいました。その時は本当に大きな不安の中にいましたが、その時の先生方からうけた看護がとても心強くて。看護師とはこうやって患者さんに安心感を与える仕事なのだな、と実感したんです。先生方のように、患者さんの不安を取り除くことのできる看護師になりたいです。
工藤 琴子
私は、優しい看護師になりたい!東日本大震災で親戚が被災しました。また、元気だった祖父が突然倒れて亡くなるという経験もしました。いつどこでどんなことが起きるかはわかりません。そんな時、臨機応変に困っている人に尽力したいし、対応できる看護師になりたいので、一つひとつの授業を大切に頑張っていきたいです。
田島 詩央里
入院中の患者さんは、普段とは違う環境に戸惑っているし、不安なはず。そういうことに気づいてあげられる看護師になろうと思っています。実習に行くまでは「優しい看護師になりたい」と漠然と思っていたのですが、患者さん一人ひとりにそれぞれ人生があることを実習を通して感じました。病気を治したり、優しく接するのはもちろんのこと、患者さんが通常の生活に戻るためのサポートまで考えられる看護師になりたいと今は思っています。
堀川 晃
患者さんというのは、どこかが悪くて入院しているわけですが、目に見えて必要なサポートと目に見えないサポートがあると思うんです。実習中、骨折して入院されている女性が「痛い、痛い」と訴えていて。マッサージをしたり、痛み止めを打ったりしてもまだ痛いと言う。原因は、精神的なことで、入院して一人で不安な気持ちが痛みにつながっていたんです。そういう見えないけど患者さんが持っている痛みを根本的に治す。処置や援助だけではない、患者さんのすべてをサポートできる看護師になりたいです。
富張 由美子
看護師は、患者さんの命を預かり、患者さんの人生ごと支えていく責任のある仕事です。そのために確かな技術と知識は必要不可欠。さらに、患者さんを思いやる心も必要でこのバランスが重要だと感じています。でも、その思いやりも私の価値観を一方的に押し付けてはいけない。想像力を持って患者さんの個別性、その人らしさについて考え、家族も含めサポートできる看護師を目指しています。患者さんそれぞれ、その人らしい人生が送れるようにサポートしていきたい。
中村 準
患者さんが入院されると、どういう治療が必要で、そこに看護師がどう介入するのか、そして退院までのイメージ、方向性はすでに決まっています。そして、そこで看護師の知識や技術を利用するのは当たり前ですが、本当に大事なのは、患者さんとはもちろん、医療従事者同士も含めコミュニケーションなのではないかと思っています。患者さんは「精神的」「身体的」「社会的」の3つの側面の苦痛を抱えていることにきちんと向き合って、退院後のことも含め、ケアする。そのためには、患者さんとたくさん話をしないといけないですよね。コミュニケーションの中から様子をうかがいケアすることで、患者さんは本当に笑顔で退院していくのではないかと思っています。
清水 瑞翔
患者さんが自然と笑顔になるための看護をできる看護師になりたいです。そのためには学校で学んだことを基礎にして、実習で様々なことを経験し、勉強していきたいと思っています。
中村 彩理
私は入学して2日目に緊張して倒れてしまいました。その時は本当に大きな不安の中にいましたが、その時の先生方からうけた看護がとても心強くて。看護師とはこうやって患者さんに安心感を与える仕事なのだな、と実感したんです。先生方のように、患者さんの不安を取り除くことのできる看護師になりたいです。
工藤 琴子
私は、優しい看護師になりたい!東日本大震災で親戚が被災しました。また、元気だった祖父が突然倒れて亡くなるという経験もしました。いつどこでどんなことが起きるかはわかりません。そんな時、臨機応変に困っている人に尽力したいし、対応できる看護師になりたいので、一つひとつの授業を大切に頑張っていきたいです。
田島 詩央里
入院中の患者さんは、普段とは違う環境に戸惑っているし、不安なはず。そういうことに気づいてあげられる看護師になろうと思っています。実習に行くまでは「優しい看護師になりたい」と漠然と思っていたのですが、患者さん一人ひとりにそれぞれ人生があることを実習を通して感じました。病気を治したり、優しく接するのはもちろんのこと、患者さんが通常の生活に戻るためのサポートまで考えられる看護師になりたいと今は思っています。
堀川 晃
患者さんというのは、どこかが悪くて入院しているわけですが、目に見えて必要なサポートと目に見えないサポートがあると思うんです。実習中、骨折して入院されている女性が「痛い、痛い」と訴えていて。マッサージをしたり、痛み止めを打ったりしてもまだ痛いと言う。原因は、精神的なことで、入院して一人で不安な気持ちが痛みにつながっていたんです。そういう見えないけど患者さんが持っている痛みを根本的に治す。処置や援助だけではない、患者さんのすべてをサポートできる看護師になりたいです。
富張 由美子
看護師は、患者さんの命を預かり、患者さんの人生ごと支えていく責任のある仕事です。そのために確かな技術と知識は必要不可欠。さらに、患者さんを思いやる心も必要でこのバランスが重要だと感じています。でも、その思いやりも私の価値観を一方的に押し付けてはいけない。想像力を持って患者さんの個別性、その人らしさについて考え、家族も含めサポートできる看護師を目指しています。患者さんそれぞれ、その人らしい人生が送れるようにサポートしていきたい。
中村 準
患者さんが入院されると、どういう治療が必要で、そこに看護師がどう介入するのか、そして退院までのイメージ、方向性はすでに決まっています。そして、そこで看護師の知識や技術を利用するのは当たり前ですが、本当に大事なのは、患者さんとはもちろん、医療従事者同士も含めコミュニケーションなのではないかと思っています。患者さんは「精神的」「身体的」「社会的」の3つの側面の苦痛を抱えていることにきちんと向き合って、退院後のことも含め、ケアする。そのためには、患者さんとたくさん話をしないといけないですよね。コミュニケーションの中から様子をうかがいケアすることで、患者さんは本当に笑顔で退院していくのではないかと思っています。