専門的な実践能力を育成するための学習カリキュラム

実践力を身につける学び

本校では看護実践能力を育成するため、図1.に示すように看護技術演習として3年間で講義・演習・実習を連携させ学ばせる教育に取り組んでいます。

図1.看護実践能力を育成するための看護技術演習の構造

看護実践能力を育成するための看護技術演習の構造 看護実践能力を育成するための看護技術演習の構造

複合技術演習の流れ

本校の学びの特徴として、臨床に近いかたちを設定し「複合技術演習」を行っています。具体的には臨床と同様に刻々と変化する患者さんの状況を事例で設定し、患者さんが何を望んでいるのか、その意向を捉え判断し、必要な援助を考えて実践する学習です。

▼ 今日の学習は? どんな患者さんだろう?

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患者さんの状態を聞きます。病棟での申し送りのイメージです。看護がチームで行われていることをここからも気づくことができます。

▼ 患者さんの状態はどうだろう? ベッドサイドで五感をフル活用!

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患者さんは刻々と変化します。実際に患者さんのところに行って、観察やお話をします。これは、今の状態がどうか知るために大切なことです。患者さんとお話する中で、本当に何を望んでいるかも考えます。

▼ 患者さんのために・・・ 白熱する議論の場!! みんな真剣です!!

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患者さんが何を望んでいるのか、患者さんに合った援助は何? どんな方法で? 患者さんのことをいちばんに考えてグループで意見を出し合い、考えます。これまで学んだことをすべて使います。

▼ いよいよ実施です 実施中も患者さんの観察は大切

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患者さんの安全・安楽を第一に常に患者さんのことを気にかけながら行います。不安なところは教員の助言を受けて行っていきます。

▼ 気づきがいっぱい!

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実施した援助が患者さんにとってどうであったか、振り返りをします。真の看護とは何か、これが本当に看護だったかを考えていきます。これがこの演習での学びとなります。他のグループの看護を聴くことで、「あっ!」という気づきもあります。

1年次基礎看護技術演習 複合技術演習(コラボ授業)

1年次の基礎看護技術演習では各単元の枠を超え、設定された事例を基に状況を判断し、各技術を組み合わせながら援助を実践する「複合技術演習」を展開しています。1年次からより実践に近いかたちでの援助を意識し、看護に対する興味・関心を引き出す授業を行っています。

日常生活援助技術維Ⅰ(環境)×日常生活援助技術Ⅲ(活動・休息・姿勢) 日常生活援助技術維Ⅰ(環境)×日常生活援助技術Ⅲ(活動・休息・姿勢)
共通基本技術(コミュニケーション)×日常生活援助技術Ⅳ(清潔・衣生活) 共通基本技術(コミュニケーション)×日常生活援助技術Ⅳ(清潔・衣生活)
フィジカルアセスメント×日常生活援助技術Ⅱ(食事・排泄) フィジカルアセスメント×日常生活援助技術Ⅱ(食事・排泄)
診療に伴う技術Ⅰ×診療に伴う技術Ⅱ 診療に伴う技術Ⅰ×診療に伴う技術Ⅱ

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