2年次の令和6年2月までに、成人期にある対象の理解を目的とした成人看護学実習を全ての学生が終えました。3年次の令和6年5月からは経過別看護が始まります。
このうち経過別看護(終末期にある対象の看護)は、今年度から全ての学生が実習の一部を緩和ケア病棟で行います。実習開始にあたり母体病院である千葉医療センターのがん性疼痛看護認定看護師であり緩和ケア病棟の師長による特別講義を行いました。講義では自身の経験をもとに緩和ケアについて事例を交えながらお話しいただきました。
医療の限界を感じながらも実践されてきた経験談が琴線に触れ涙を流す学生もおり、一緒に同席していた教員も涙していました。
終末期に限らず、看護師として患者にできることとは何かを考える貴重な機会となりました。