3年生最後の演習「臨床看護技術演習」を前半、後半に分けて行いました。
学内が最終学年だけであることを最大限に生かして全ての教室と実習室を使用し、全教職員が参加して学校全体で実施しました。
課題ごとに前半6か所、後半4か所の部屋を設け、徐々に難易度を上げた事例を設定しました。
学生が自ら考え行動することで達成感を得ると同時に、自分の課題を見つけて学ぶ姿勢を身につけることを目的にしました。
さらに学生と教職員が一緒に楽しみながら演習できるようゲーム性も取り入れました。
この授業で得られた一つ一つ達成感を感じながら学習を進める経験は、卒後教育のクリニカルラダーに必要とされる「自分の到達状況やスキルを評価し、次のステップアップへの課題を明らかにする力」につながります。
課題の中には夜間を想定した課題もあり、最後の振り返りでは学生からは「ワクワクして楽しみながら学ぶことができた」「自分に足りていない課題に気づくことができた」といった感想がありました。